通貨偽造

小学生が偽1万円札、作って使う…愛知で4人補導

 愛知県内の小学校高学年の4人が偽1万円札を作り、使ったとして、県警に通貨偽造、同行使容疑で補導されていたことが11日、わかった。

 県警は、週明けにも4人を児童相談所に通告する。

 調べによると、4人は遊び仲間で、1人が1〜2月ごろに、自宅のパソコンとスキャナーで偽造した。4人で文房具店を訪れ、文房具代として1枚を使った疑い。店員が気付き、警察に通報、4人はその場で補導されたという。

 調べに対し、4人は「興味本位で偽札を作ってみた。実際に使えるかどうか試したかった」と話している。
(読売新聞) - 3月12日3時4分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050312-00000001-yom-soci
小学生がこんなことを、なんて世の中だと悲観される人がいることでしょう。
しかし、大事なのは小学生でも偽札が作れる点です。
要は誰でもその気があれば作れてしますのですよ。
通貨偽造(通貨偽造罪・偽造通貨行使罪(148条))は刑法で「無期懲役、または3年以上の懲役」らしいです。
社会的法益、公共の信用に対する罪に分類されるようです。
詳しくは以下で。
http://www.bluecat21.net/ss/J056-0001-pt34.html


国家の信頼の失墜に対して、政治家は本気になって考えているかが怪しいですね。
この辺のところは罰則の強化だけでは足りず、予防策を講じなければ意味が無いです。
勿論これは今流行りのスキミングや偽造カードと同様の問題です。
まったなしの解決が求められています。
しかし、そこをうまくできると金儲けになるんでしょうね。