中学用検定

脱ゆとり、16年前の厚さに 文科省の中学用検定

 文部科学省は5日、来春から使用される中学校教科書の検定結果を公表した。学習指導要領の範囲を超える「発展的内容」が中学で初登場し、学力低下を受け練習問題も増加。ページ数は現行に比べ数学と理科がともに23%増えるなど、ゆとり路線のスリム化から一転、教科書の厚さは16年前の水準に戻った。
 現行教科書で消えた理科の「イオン」「進化」「元素周期表」のほか、数学の「二次方程式の解の公式」など高校レベルの内容が、軒並み発展的内容として復活した。
 社会科では、従来の教科書を自虐的と批判する「新しい歴史教科書をつくる会」が主導、扶桑社が発行する歴史と公民の教科書が前回2000年度検定に続き合格。
 日韓が領有権を主張する竹島について「韓国が不法占拠」との記述もあり、外交懸案として、教育委員会などの採択状況も焦点となりそうだ。
共同通信) - 4月5日18時21分更新

こうもいきあたりばったりというのも問題ありですね。
大事なのは何を生徒たちにさせたいのか、そういったヴィジョンが必要なんでしょうね。
あと、竹島問題は学力との関連が薄いと思うんですが。
あえて触れるのは問題をこじらせるだけだと思いますし。


政治家の皆さんは優先順位をお分かりなんでしょうか?
まずは暮らしの根幹の医療、年金問題と教育問題でしょうね。
郵政改革や愛国心は切羽詰った問題じゃないのに。
何からとりかかるか、それがうまい人は仕事ができる人だと思いますよ。