子供の苦悩

私の体験談を元に。
私は特に問題を起こすタイプではなく、おとなしいほうの子供でした。
成績もまあまあで可もなく不可もなく、得意不得意はありましたがそれも問題ないほどです。
スポーツは出来ないほうでしたが、まったくではなかったため、居残りで何かをするようなことはほとんど無かったです。
そんな感じですから、教師から見ると手のかからない子供だったでしょう。
当然、ほとんどかまってもらった記憶がありませんし、叱られた記憶もほとんど無いです。
所謂、おとなしい普通の子と称されると思います。
今でも教師や他の生徒もそういう印象をもっていることでしょう。
しかし、当の本人は傍から見ているのとはかけ離れています。
自分では問題だらけなのに、どうして手をかけてくれないのか、そう思うことは度々ありました。
今から思うに、もっとかまってほしかったと思います。


今の子供たちに必要なのはちゃんとした評価、要は見ていてくれるというものではないでしょうか。
最近の事件を見ていると、特にそう思います。
おとなしい、いい子が何でそんなことをするのか。
それは、火山のマグマのように見えないところで溜まっているのでしょう。