失言

歴史教科書 中山文科相、また「自虐的」と発言
 中山成彬文部科学相は29日、宮崎県都城市であった自身の大臣就任祝賀会で、歴史教科書について再び「自虐的な教科書がいっぱいある」などと発言した。同相は昨年11月にも、歴史教科書の記述は「極めて自虐的」などと発言し、韓国メディアなどからの批判を受けて発言を修正したばかり。同様趣旨の発言は、再び内外の論議を呼びそうだ。
 中山文科相は、あいさつの中で、自民党公明党との調整がつかずに今国会提出を断念した教育基本法改正案について「私としては『愛国心』という言葉でまとめ、改正したい」との考えを示した。そのうえで、歴史教科書に触れて「自虐的な教科書がいっぱいある。日本が悪いことばかりしたという教科書がある」などと述べた。
 同相は昨年11月に大分県で行われたタウンミーティングで、歴史教科書について「自虐史観に立った教育だけはしてはいけない」などと発言。韓国メディアらの強い批判の後「個人的な立場で述べたが、教科書検定を実施する立場になった以上(発言は)控えるべきだった」と、発言を修正していた。
 今回の発言に同相は「もう失言はしないようにしようと思っている。本当は失言したいんです。今日はマスコミはいるの? じゃあ、あまり(失言)しないように」とも述べた。
毎日新聞) - 1月30日10時34分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050130-00000001-maip-pol


この人って教育関連に強かったかなぁ。
この人の考え方が世論に合っている合っていないというのはこの際置いといて、この人の発言にどれほど信憑性があるのでしょうか。
本当は失言したい、ということを言うような政治家は政治家失格です。
しかもマスコミがいるからしない等と論外で情けないですね。


失言で辞めていった政治家は多くいるみたいです。
しかし、今回も含め失言は絶えず繰り返してます。
要は本質的なものを理解してないか、変わっていないと言うべきでしょうか。
それはアジア蔑視であったり、偏見であったり、無知であったり。
みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」なるふざけた議員連盟があります。
本当に自分たちのやっていることが正しいと思うなら、個人で堂々と行くべきです。
そして、その行動に対する批判を正面から受け止めるべきです。
そうではなく卑怯な手段で参拝している現状からわかることは、小手先の誤魔化しで結局何にも変わっていないのでしょう。


また、その役職(例えば大臣など)になったときにはその組織の代弁者な訳で、発言の重みは個人のそれと比べると、数倍重いはずです。
それすらも理解してないのはやはり政治家失格ですね。
それともわざと言っているのでしょうか。
どっちにしろだめですね。


こういう人は孔子の小人であって、君主や仁者などではないですね。


正直、私は腹が立ってます。