METAL GEAR SOLID3 SNAKE EATER

メタルギアソリッド3 スネークイーター(METAL GEAR SOLID3 SNAKE EATER、MGS3)を買いまして、早速やっています。
知らない方もいると思うので簡単に説明しますと、命をかけた大人のかくれんぼうです。
敵に見つからないように(見つかってもどこかに隠れればいいんですがこれがなかなか)任務をこなすゲームです。
が、10個や20個といった任務をこなすゲームではなく、大まかにひとつの任務をこなすものです。
ざっくばらんに、スパイ、ミリタリーものと考えてくれれば問題ないです。
アクションは結構骨のあるものに仕上がっています。
今回はコンシューマーでここまでできるのかと思えるほど絵は素晴らしくよくできています。(特にザ・ボスの顔)


今回のストーリーは米ソ冷戦時代のお話です。
核搭載戦車(ここではシャゴホット、シリーズを通してメタルギア)の開発に絡んだもので、ビックボスとオセロットの若々しい姿が見れます。
そしてメタルギアシリーズの黎明といえるものになってます。
あんまり話すとネタバレになるのでここまで。
感想はむずいです。
ソリトンレーダーがない時代なので敵の位置がわかりにくい。
おかげでナイフ片手に切りまくっています。
ボス戦も格段に難しくなっていて、時間がかかりすぎます。
まぁ、単に私がへたくそなだけなんですが。(これでも一応MGS2のエクストリームクリアしたんですよ、オルガ戦はむちゃくちゃ苦労しましたが)


このシリーズの良さは映画を見ている感じがするところです。
演出、各シーン、台詞、どれをとってもとってもしびれるものを感じます。(今回ランボー気分を満喫できましたし)
ただし、ストーリは少々支離滅裂な感が否めません。
それは娯楽と割り切るとものすごく楽しめるものだと思います。
ただし、アクションゲームがものすごく下手で根気よくつづけられないのならお勧めできません。


良さは先ほど述べただけでなくて、他にもあります。
映画を見ている感じにさせてくれる声優陣です。
これは大事で、昨今の映画の吹き替えは違和感を感じるときがあります。
大抵それは本職の人がやっていない場合か習熟していない場合です。(その話はまたおいおいと)
このゲームでは大塚明夫銀河万丈青野武内海賢二といった吹き替え映画等で一度は名前を見たことがある人たちが、渋い演技を見せてくれます。
多分このひとたちでなければ、雰囲気ぶち壊しになることでしょう。


映画とゲームを同時に味わいたい方にお勧めします。