ごまかし

語源は

1.祈祷の際に焚く「護摩(ごま)」に、「紛らかす(まぎらかす)」などの「かす」と同じ接尾語がついたとする説。
これは、弘法大師護摩の灰と偽り、ただの灰を売る詐欺がいたため、その詐欺を「護摩の灰」、その行為を「ごまかす」といったことからとされる。

2.「胡麻菓子(ごまかし)」からとする説。
胡麻菓子」とは、江戸時代の「胡麻胴乱(ごまどうらん)」という菓子のことで、中が空洞になっているため、見掛け倒しのたとえに用いられたことによる。

ということらしいです。
ともかく、子供に対してごまかしていることって多いと思います。


大人は大抵子供はこんな程度でいいんだと手を抜いた感じの説明や扱いをします。
私の子供時代はものすごく不平に思いました。
どうして真摯に聞いてるのに答えてくれないんだと当時は思ってました。
それは今の歳になっても変わらない思いです。


子供向けのビジネスもそんな、ごまかしていると思えます。
それは漫画やアニメ、戦隊もの仮面ライダー等の特撮・・・
その、メッセージはきちんと子供たちに受け止められているのか、本当に子供たちに向けてのことか、等。
単にこうすれば売れるんじゃないか、型どおりにするとまちがいないとか、そんなようなことがはびこっていると感じられます。
子供はそんなことはすぐに見透かすはずです。


例えばアンパンマンに関して親はどう捕らえているんでしょう?
本質の問題として、自身の自己犠牲があって初めて人の役に立つことができるというメッセージがこめられています。
子供はこの本質を無意識に質問してくると思います。
親はどう答えるんでしょうか?
私がここで述べたように答えるんでしょうか?
それとも・・・


大事なのはわかりやすい、ではなく、本質的なことかどうか、でしょう。
そしてごまかしがないことでしょう。