一連のLivedoorとニッポン放送、フジテレビについて

ニッポン放送株を買い取りでフジテレビを乗っ取ろうとしたLivedoor
一方どうにかして支配を受けたくないとするフジテレビ。
フジサンケイグループの親会社であるニッポン放送でありますが、実質売上はフジテレビのほうがはるかに大きいです。
今回のことでフジテレビは、なりふりかまわず次の手を出してくるでしょう。
親子逆転やそれこそ文化放送を切り捨てることも視野に入れていることでしょうし、最悪、グループを捨てフジテレビだけでも逃れようとするかもしれません。
M&A(企業の合併・買収)もついに本格的に日本上陸と言った感じでしょうか。
成り行きが気になります。


しかし、堀江貴文氏について私はどうもいい印象を受けることが出来ません。
プロ野球参入の時にもそうなんですが、TPOをわきまえていない服装や言動はともかく、それによって不快に感じる人たちのことを考えなくていいと思っているところに、危うさを感じます。
また、Livedoor自体M&Aによって拡大した企業ですが、M&Aの本場アメリカはそれによって本業を圧迫し、倒産する大企業が最近見られます。
その最たるがエンロンです。
また、Livedoorの後ろには外資があり、そこに対する総務省の反発があるので、二転三転しそうな感じがします。


本当に堀江氏は勝つ気があるのでしょうか?
私にはわかりかねます。