ガンダムシリーズ〜その1

機動戦士ガンダムを始めとするシリーズについて。
最初に機動戦士ガンダムが放送されてはや25年になります。
最近は機動戦士ガンダムSEED機動戦士ガンダムSEED DESTINYが放送されています。


機動戦士ガンダム(以降ファースト)はリアルなミリタリーものとして皆さんは認知していると思います。
しかし、それは大きな間違いでファーストの命題は少年の成長物語であり、以降のシリーズとは一線を画すものであります。
実際、年長者のブライトでさえ士官学校出たてで実戦経験皆無の新米仕官ですし、ホワイトベースには正規の訓練を受けたものはほとんどいませんでした。
その彼らが理不尽な境遇の中、目前の試練を自身の成長と共に乗り越えていったのです。
だから、当時の少年少女は主人公たちの心情に共感できたのではと思います。


ファーストは当時の少年少女のためのアニメであったと思います。
ただそれが大人にも見るに耐えるほどのクオリティだったので、今にもシリーズとして続いているのでしょう。
最近のアニメ全般に言えることは、本当に少年少女たちにとっての作品なのか、が足りないような気がします。
ブラックジャックはそうかもしれませんが、手塚治虫の毒を消している(手術のシーンで腹部切開などの絵がない等)ので、本当にそうなのかが疑問です。


余談ですが、ファーストは再放送を繰り返すことで売れていったそうです。
面白いことに最初は女子のほうがよく見てたそうです。
そして口コミで広がっていったそうです。
本当にいいものはそうやって売れるのでしょうね。