人権法

クルド人親子を強制送還 国連の難民認定者で初

 日本政府に難民認定を求めたが不認定とされ、東京入国管理局に収容されたトルコの少数民族クルド人のアハメト・カザンキランさん(49)と長男が退去強制処分となり18日午後、トルコに送還された。支援者が記者会見し明らかにした。
 カザンキランさんは国連難民高等弁務官事務所UNHCR)の難民認定を受けており「認定された人が送還されたのは日本では初めて」(UNHCR駐日地域事務所)という。
 大橋毅弁護士は「退去強制処分の取り消しを求め最高裁で係争中なのに送還するのは不当だ」としている。
共同通信) - 1月18日22時21分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000228-kyodo-soci


このニュースをもとにして。
北朝鮮にたいして人権法を作るのなら、なんでこんなことをするのかわかりません。
ダブルスタンダードも甚だしい。
筋が通らないです。
結局日本という国は人権意識の薄い国家なのでしょう。

憲法十三条【個人の尊重、生命・自由・幸福追求の権利の尊重】
 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

ここでの国民とは、という問題と絡んできます。
国民という認識がなければ権利が保障されなくてもいいと。
それは例えば犯罪者であり、外国人であるのでしょう。(他にも当てはまりそうな人はいますが)


拉致被害者家族連絡会はこのクルド人親子の件で何も言いません。
それはそうでしょうが、何かやるせないです。