自殺

ここ数年自殺者が3万人を超えているそうです。
しかもネットのつながりから、練炭自殺をする人が増えています。
理由は様々だと思います。
借金で自殺する目安があるそうで、大体消費者金融に400万ほどだということを聞いたことがあります。
これは命の値段とも言えるでしょう。


一昔前に完全自殺マニュアルなる本が流行りました。
自殺の仕方が書いている本ですが、死ぬことを真正面から考えさせた本でした。
賛否は、否のほうが多かったですが、私にとってはよかったと思いました。
生と死は表裏一体で、片方を考えることはもう片方を考えると思うのです。
今の私たちの暮らしは、どんどん死から遠ざけられているように感じます。
それは同世代の人たちだけで固まっていたり、核家族化も要因の一つでしょう。
死を見ずに、生を真摯に考えることができるのでしょうか。


俺の屍を超えていけ、というPSのゲームがあります。
内容は、人間と神のダービースタリオンといったものです。
そこで、キャラクターたちはすぐに死んでしまいます。
悲しいほど、儚いです。


今の練炭自殺は、ある一面ではレミングス集団自殺のようなものかもしれません。
あと、カルトの類も集団自殺をします。
その要素があるかもしれません。
その原因を解明することで、今の社会に潜む問題を浮き彫りにしてくれるのではと思ってます。