2005-01-02 PLUTO PLUTO(プルートゥ)、浦沢直樹が手塚治虫の漫画「鉄腕アトム」の地上最大のロボットをリメイクした作品。 単行本が出たので読んでみた感想。 手塚治虫にない緻密さがあると同時に全体的に重くなっていると思います。 手塚さんならバランスを取って軽くしようとところどころにギャグや滑稽さを入れると思われますが、それは作者の嗜好によるところでしょう。 あと、時間が経つのを感じました。 手塚さんが思い描いた世界は夢物語ではなく、現実のものとしてちゃくちゃくと実現してきてます。 人とロボット、その境界はどうなっていくんでしょうか? ちょっぴりの期待と多大な不安を持って、この作品を見ています。